祖父の二十三回忌
今日は、祖父の二十三回忌でした。
我家の菩提寺は掛塚新町の国清寺ですが、コロナ禍により親族は集まることができず、家族のみで祖父を偲びました。
・松林山国清寺
本堂は昭和50年代に建て直していますが、新町屋台の彫り物は慶応2年に信州諏訪の名工、立川和四郎が一門をひきつれ国清寺に於いて3年を費やして製作したと伝わっています。おそらく三代和四郎冨重と弟の冨種の作と思われます。
・新町屋台の彫り物
幕末の左甚五郎とうたわれた和四郎の作品はどれも超一級品です。
・国清寺の由来
1,600年代の創建と伝わっており、開基の松山家は姫路藩主の池田輝政公と姻戚関係であったそうです。
・我が家のお墓
このお墓は大正年間に建てたそうです。
・御本堂
御本堂には立派な阿弥陀如来様が祭ってあります。
・發願文
祖父が書いたもので、この日のために、和尚様が飾ってくれました。
・お寺の過去帳
一番古いものは明和6年のもので、今から252年前の過去帳が現存していることにびっくりしました。
時間がなく、あまり拝見できませんでしたが、我家で確認できたのは明治15年の過去帳でした。
今度、時間を取ってゆっくり伺おうと思いました。
以上、祖父の二十三回忌でした。
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